Suno AIのプロンプト(Prompt)〜形容詞を足して雰囲気を変えてみる〜

曲の雰囲気を変えるプロンプト

音楽ジャンルを固定しつつ雰囲気を変えたいとき、プロンプトにそのイメージを入力することになります。そのイメージをSuno AIに伝える方法はいくつかあると思いますが、わかりやすいのは形容詞を入力することになると思います。

例えば、「Old(古い)」「New(新しい)」「Exciting(興奮させる)」「Poweful(強い)」などなどあります。

それでは実際に形容詞をプロンプトに追加していたっときに曲調がどうなるかを一通り作ってみました。

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「形容詞+JAZZ」でどうなるかを検証

これまでと同じようになるべくプロンプトは固定し、形容詞だけそこに追加していく、という形をとりました。ジャンルは「JAZZ」で「女性ボーカル」、歌詞も固定(ジャンル変更の検証のときにつかっていた「夜空に願いを」を使用)。Sunoのバージョンもv4にしています。

今回のような内容は定量的に検証できないため、実際に動画を作りました。この条件で実際に生成した結果を下記のリンク先(Youtube)にアップしていますので、作曲の参考にしてみてください。(※あまり変化がなかったものもあえて載せていたりします)

【New jazz】
【Old jazz】
【Classic jazz】
【Popular jazz】
【Moody jazz】
【Chill jazz】
【Romantic jazz】
【Black jazz】
【Exiting jazz】
【Powerful jazz】
【Cute jazz】

※随時追加していく予定です。

結論:雰囲気づくりにはプロンプトも重要だが歌詞もかなり重要

形容詞を追加すると、曲調と歌い方の両方に影響を受けているという感想です。なんとなくですがそういうジャンル的なものがあると曲調はそっち方向に寄せてくれますが、特にそういうものがなければ歌い方を変えてくる、という印象です。ぜひ聞き比べてみてください。

また様々な検証をしてみてわかりましたが、曲の雰囲気は歌詞に大きく引っ張られます。思っている以上にSuno AIは日本語の歌詞の内容を理解していますのでそれに合わせた曲作りをしてきます。今回、使用している歌詞は少し大人しめになっていますので、曲のベースが少し暗くなっています。これはプロンプトでなんとか矯正しようしても意外とできませんでした。

このため、曲の雰囲気づくりには「歌詞」と「プロンプト」の両方が大切、ということを知っておいたほうが良いです。プロンプトで雰囲気が調整できない場合は、思い切って歌詞を変えたほうが早い場合があります。例えばChat GPTで歌詞をつくってもらう際には、「明るい歌詞」「暗めの歌詞」「静かな歌詞」などと一緒に注文をつけて作ってみてみてください。思った以上に生成する曲の雰囲気が同じジャンルでも変化してくれます。

・歌詞やジャンルを固定し、プロンプトで雰囲気を変えられるか検証
・曲調にマッチしやすいプロンプトだと雰囲気は変わるが、そうでないと歌い方を変えてくる
・プロンプトも影響を与えるが、歌詞が曲調に大きな影響を与えている
・曲の雰囲気はプロンプトと歌詞の両方が大切。歌詞を変えたほうが大きく変化することもある

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