
生成していると曲の長さが短すぎたり、途中で切れたりすることがある
関連ページ:曲の長さを延長する方法~Extend機能(歌詞あり)~
今回は分かりやすいように「Instrumental」でのパターンで書きます。別の記事でも書きましたが、曲の長さはランダムで生成され、普通に作れば2:00前後と4:00の曲の生成が多くなる傾向があります。v3.5やv4で生成する場合、4:00で生成された曲は結構な割合で曲が途中で途切れています。これではせっかく作ったのに曲として成立しません。また他にも、
・曲の長さが短すぎるのでもっと曲の長さ長くしたい
・途中まではいい曲なんだけど、ここから先のメロディは変えたいな
ということもあると思います。そこで登場するのが「Extend」機能です。
具体的なExtendのやり方
実際に見てみます。まずは「Instrumental」で曲を作成します。今回は「Custom」モードの「Instrumental」で生成した曲を使用します。
延長した曲を決めたら、その曲の右側にある「…」をクリックしてメニューを表示させます(①)。

メニューが表示されたら、メニューの一番上にある「Remix/Edit」を選択してください(②)。そうするとさらにメニューが開いて「Extend」という文字が表示されるのでそこをクリックしてください(③)。
一番上にある「Open in Editor」でもExtendをすることができますが、今回は「Extend」から進めます

そうすると、左側にウィンドウに先ほど選んだ曲が表示され、その上で「Extend」が選択されていることが分かります。ここで延長した箇所を選びます。
延長したい箇所は再生ボタンかスペースキーを押すと再生します。波形の中にある赤い線は現在再生している位置、白い線はExtendを開始する位置を表しています。
実際に曲を聴いて、延長したい位置を決めたら白い線を延長する位置までもっていきます。このとき延長した箇所に赤い線を止めておいたほうが分かりやすいので、そこに合わせるようにした方が間違いが少なくなります(④)。
そして最後に「Remix」ボタンを押すと延長する曲が生成されます。このとき2曲生成されますのでクレジットは10消費されますのでご注意ください。

2曲生成されたことが確認できたら、実際に聞き比べて原曲につないだ時にしっくりくる曲を選んでください(⑥)。

そして選んだ曲の右にある「…」を選んでメニューを表示させて(⑦)、今度は「Create」を選択し(⑧)、さらに「Get Wholer Song」をクリックします(⑨)。そうすると原曲とこの曲を結合が始まりフルソングを入手することができます。

実際に生成した曲を聴いてみて問題なければ完成です。ちなみにGet Whole Songはクレジットは消費しません。これは既にクレジットを払って生成したものをくっつけただけであり、曲の生成をしていないためと思われます。

Extendするときの注意点
Extendは失敗することが結構あります。特に失敗するのはExtendを開始する位置選びです。これはExtendする位置をちょうどぴったりに設定すると曲のつながりが悪くなったりします。
また曲を大きく延長したいときは、最後のほうでExtendすると生成される曲はかなり短いものになってしまいます。このため、Extendする位置はちょうど延長したい地点ぴったりではなく、少し前の位置からExtendした方が良いと思われます。
気に入ったほうの曲の右側にある「⋮」ボタンを押して、「Create」を選ぶと「Get Whole Song」がでてきますので、これを選択します。
そうするとまた新たに曲が1曲だけ生成されます。これが2つの曲を結合した曲となり完成です(「Full Song」というマークが出ます)。ちなみに「Get Whole Song」をしてもCreditsは消費しませんので、両方ともExtendして聞き比べをしてもよいと思います。
まとめ
今回はInstromentalでのExtend方法について解説しました。Extendは曲が短く生成されてしまったときに曲の雰囲気を大きく変えずに延長できるという特徴があり、運で曲の長さが決まるSunoでは重宝する機能です。
まずは一度試してみるとそこまで難しくないのでぜひトライしてください。
歌詞付きのExtendについてはこちらになりますのでご参考に。
コメント